ケアプロのトリートメント効果とは?効果がないって本当?美容師が解説します!

こんにちは!西梅田の美容院エイル(eyl)の平野です^^
インスタグラムなどのSNSでケアプロがバズってますよね♪
お店でもよく話題に上がってくるのですが、お客様からは
「よく見かけるけど、ケアプロって何なの?」
「どういった効果があるの?」
「効果がないって見たんですけど本当ですか?」
など、最近はケアプロについての質問をよくいただくようになりました。
そこで、今日は現役美容師の僕からケアプロとは何なのか?や、髪にどういった効果があるのか?効果がないの理由などをお伝えしてきます。
最新美容ヘアケアアイテムに興味のある方や美髪作りが大好きな方のお役にタテましたら幸いです^^
もくじ
ケアプロとは?
SNSで大きな話題を呼んでいるケアプロとは、トリートメントの浸透を促進する超音波アイロンのことです。
漢字ばっかりで何のこと??って感じですよね。。
簡単にお伝えすると、普段お風呂場で使うトリートメントや、髪を乾かす時に使う洗い流さないトリートメントを、ケアプロを使う事によってより髪の毛の内側まで浸透促進させてくれて髪質改善をしていくヘアケアアイテムになります。
より、わかりやすくお伝えしていきますね♪
ケアプロの特徴
ケアプロの特徴は3つあり、振動と超音波と赤外線です。
まず、振動と超音波でトリートメントを細かく霧状にしてくれます。
霧状にすることで、水分やトリートメントを細かく砕きナノレベルの大きさまで小さくなるので、髪の中まで入りやすくなりしっかりとトリートメント成分を浸透させていくことができます。
よくSNSなどで、ケアプロを閉じて青く光った部分に水分を垂らし水分が霧状になって水蒸気が発生している動画を見かけた方も多いのではないでしょうか?
次に髪を温めることでトリートメントの浸透力を上げるのですが、赤外線によって髪の毛の表面でなく、髪の毛の内側からしっかり温めることができるので、よりトリートメントを浸透させることができます。
※ケアプロが熱くなることはありません。手で触っていただけます。
ケアプロは効果がない?
たまにSNSなどでケアプロは効果がないというような声を見かけるのですが、その理由をお伝えしていきます。
ケアプロはトリートメント浸透促進するヘアケアアイテムですので、トリートメント(洗い流すもの)と洗い流さないトリートメントのミルクタイプとミストタイプを使うことができます。
リンスやコンディショナーは、髪の毛の表面をコーティングするものになりますので、髪の内側には入りません。そのためケアプロと一緒に使っても効果は感じられないです。
洗い流さないトリートメントのオイルタイプは、どちらかというと髪の毛に栄養を与えるというよりはコーティングの役割のほうが強いので、ケアプロと一緒に使うのでしたらミルクタイプとミストタイプをおすすめします。
ミルクタイプとミストタイプをおすすめする理由としては、加水分解ケラチンという髪の毛を補修する成分が入っているものが多く、そういった髪に良い成分はどんどん髪の内側まで浸透させてあげた方が良いのでケアプロとの相性も抜群なためです。
このようにケアプロ自体にトリートメント効果はありません。あくまでトリートメントの浸透を促進する超音波ヘアアイロンになりますので、トリートメント効果の無い商品と一緒に使うことや粗悪なトリートメントと一緒に使うとケアプロの効果は感じられないです。
ケアプロは自宅でも使っていただけるのですが、ヘアサロンでトリートメントを購入している方や質の良いトリートメントをお使いの方には、心からおすすめできるヘアケアアイテムとなります^^
ケアプロのデメリット
ケアプロは当店でも導入していますし、先に書いたように質の良いトリートメントと組み合わせて使っていただくには、本当におすすめします。
ですが、本体価格が高いのがデメリットになります。。
定価は37,400円で、楽天市場などでも買えますので一度見てみてください。
ケアプロは、髪に熱を加えるアイロンではありませんので毎日お使いいただけます!
ですが、自分で毎日のヘアケアが面倒だという方には、いつものお風呂時間にプラスで時間がかかりますのでデメリットになるかもしれませんね。
常に髪の毛サラサラが良い!ヘアサロンでトリートメントを購入しているという方には、ぜひ手に取っていただきたいですね^^
ケアプロの効果を試してみませんか?
今までにも何度か書いてきましたが、当サロンでは僕が実際に見て・触って・使って心から良いと思う商品、自信を持ってお客様に紹介できる商品しか導入しないのですが、ケアプロは「これは良い!」「ぜひお客様にもおすすめしたい!」と思いましたので導入しております!
SNSで話題のケアプロ試してみたい方や、ケアプロの購入を迷われている方は、ぜひ一度試してみませんか?
当サロンで施術を受けていただいたお客様からは好評をいただき、リピートしていただいているサービスになりますので心からおすすめします^^
当サロンでは、ケアプロの販売もしておりますので気になる方はぜひお声がけください。
重さや大きさなど、ぜひ実物を触ってみてください♪
ケアプロの購入をお考えの方に
ケアプロの購入をお考えの方に、ケアプロの本体について情報を書いておきますね。
本体の定価は37,400円です。
コードレスタイプになっていて、充電器に差し込むと約3時間でフル充電になり、フル充電すると約10日間お使いいただけます。
ほとんどの方は使用後に充電器に戻すと思いますが、もし数日の出張や旅行に連れていきたいときには便利ですね♪
ケアプロの本体は防水加工になっていますので、お風呂場に持ち込んでいたくことも可能です。
しかし、ヒンジ部分(充電をする部分)を濡らすと故障の原因となりますので湯船にポチャンと浸けてしまうことはNGです。。
髪を挟む部分は洗い流していただけますので清潔に使っていただけますね^^
髪に熱を加えるアイロンではありませんので、髪へのダメージの心配もなく毎日使っていただくことも可能です。
ですが、髪の毛がペタンコになったと感じたら使用を一旦止めていただき、また髪のパサつきやゴワつきが気になってきたら使い始めてください。
ケアプロの使い方
もしケアプロを購入された場合は、より効果的にお使いいただきたいので、お風呂で使う場合と、お風呂から上がって洗い流さないトリートメントを使う場合の使い方をお伝えしていきますね♪
ケアプロの使い方(お風呂編)
1.シャンプーが終わったら髪の水分を手でしっかり絞ります。
この時、タオルを使うと水分を取りすぎてしまう場合があります。水分を取りすぎてしまうと髪の毛の中にトリートメントが入りにくくなってしまいますので手で絞るのがおすすめです。
ですが、しっかり絞るようにしてください。
2.濡れ髪用のブラシで髪をとかします。
髪の毛が絡まった状態ですとトリートメントが髪に行き渡りにくくなりますし、このあと髪にケアプロを通す時も通りづらくなってしまいます。
ですので、ここで丁寧に髪をとかしておいてください。
3.トリートメントを手に広げて髪の毛全体にに伸ばしていきます。
この時、特にパサつき・くせ毛・ダメージを補修したい部分にはしっかり揉み込んでいきます。
サラサラになれ~と願い込めてどうぞ^^
4.ブラシで髪をとかします。
トリートメントを髪全体に伸ばしたあとにブラシで髪をとかすことで、髪の毛1本1本にしっかりとトリートメントを馴染ませていきます。
5.ケアプロを髪に通していきます。
注意点1
ケアプロは閉じると青い光が出て振動と超音波と赤外線が出てきます。
しばらく時間が経つと青い光は消えてしまいますので、その時は1度ケアプロを開いていただき、再度ケアプロを閉じていただくと青い光が出てくれます。
注意点2
ケアプロを通す時に髪をたくさん取って分厚くなってしまうと中側の髪にトリートメントが浸透してくなくなります。
ですので、少なめに髪を取るようにしてください。(動画で髪の量を確認してみてください。)
では、髪にケアプロを通していきましょう!
少量の髪束を取り上からゆっくりとすべらせていきます。
同じ毛束に2~3度 通していただいたら次の毛束へという流れになります。
ケアプロを通していただく速度も動画で確認してみてください。
6.ケアプロを通し終えたら5~10分程 置きます
ケアプロを通し終えたらシャワーキャップやタオルターバンなどをしていただき5~10分程置いてください。
そうすることによって、よりトリートメントが髪に浸透しますのでぜひやってみてください♪
5~10分程経ったら、しっかりと洗い流してください。お疲れ様でした^^
ケアプロの使い方(洗い流さないトリートメント編)
次に、お風呂上がりの髪を乾かす前に洗い流さないトリートメントをケアプロで浸透させていく場合の使い方をお伝えしていきます。
1.洗い流さないトリートメントを髪につけていきます。
注意
ミストタイプかミルクタイプを選んでください。
適量をしっかり髪につけていきます。
2.ブラシで髪の毛をとかしていきます。
ブラシで髪をとかしていただくことで、髪の毛1本1本にしっかりと洗い流さないトリートメントを馴染ませていきます。
しっかりと馴染ますことができたら、髪を乾かしていきます。お疲れ様でした♪
さいごに
今日は、ケアプロとは何なのか?や、髪にどういった効果があるのか?効果がないの理由と使い方をお伝えしてきましたがいかがでしょうか?
もっとこういう所が知りたいよとか、このヘアケアアイテムはどうですか?などありましたらお気軽にLINEまで質問してください^^
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。